恋side

「はよ、」

あの暴走から1週間。

俺は、ずっとアイツのことが気になっていた。


「はよ。」

京治から挨拶が返ってきた。


下駄箱を開けると、アドや電話番号が書かれた手紙が溢れてきた。

……またか。

正直、顔も名前も知らないような女に連絡する気なんかさらさらない。

気持ちは嬉しいんだけどな…。


俺が苦笑していると、

「相変わらずモテるな。」

京治に皮肉っぽく言われた。

「………もしかして、欲しいのか?」

そう言って、その中の1つを取り出すと

「…………興味ねー。」

京治は、こちらも見ずにそう言った。