【完】あたしはニセカノ。

その後、



ジロリと涼くんの目がこっちに向けられる。



あたし…まだ、涼くんに言ってなかったんだ。



わざわざ言うのもって、気が引けていたのもある。



でも、



あたしたちの間には、



間違いなく、



不穏な空気が流れていた。







や…ばい。



涼くんが知らないのに、



タイちゃんが知ってたことも、



気に入らないはず。



桃ちゃんから流れたって言ったところで、



後の祭り。



「ちょっと、ふたりっきりになろーか」



涼くんが、超絶爽やかに笑っている。



こっ…



怖いよぉ~っ!!