【完】あたしはニセカノ。

「きゃーっ、ごめんなさいっ」



バタバタと走り、屋上へと逃げた。



カップルの間をすり抜け、



一番奥の空いている場所に、体を滑り込ませる。









「ふぅーっ。涼くん、イジワル過ぎる。

あたしが、いっぱいいっぱいなの知ってるくせに」



お子様なあたしには、



最近の涼くんは、なんだか刺激が強すぎて。



このまま、付き合っていけるかどうかも、



なんだか先行き不安……。