【完】あたしはニセカノ。

「よからぬこと、考えただろ?」



「よからぬってなに!?」



「変な妄想してんじゃねーよ」



ポカッと頭を叩かれる。



「もっ、妄想なんて!元はといえば、昨日涼くんが…」



「昨日?へー…俺、なんかしたっけ?」



意味あり気に笑い、



顔をあたしに近付ける。







うーっ。


こんなときの涼くんは、


周りが完全に見えてない。


廊下に人がいるけど、


そんなのお構いなし。