【完】あたしはニセカノ。

その後…


お互い、



なにもなかったかのように、振舞っていた。



内心あたしは、ドッキドキで。



涼くんは、どういうつもりであんなことしたの?



まさか、



今日も……。








「なぁ、紗南…どーする?」


ドキッ!!


「みっ、耳の近くで言わないでー!ゾワゾワッとする」


「は?それを言うなら、ゾクゾクだろ。感じてんのかお前」


イジワルな笑みを浮かべ、


あたしの頬を、プニッとつまむ。


「もーっ!からかわないで」


涼くんはそんなあたしを見て、


プハッと吹き出した。