【完】あたしはニセカノ。

「あたしは、どこにも行かないよ?ずっと…涼くんと、一緒にいる」



涼くんの胸に頭を預け、しがみつくと、



それに応えるように、涼くんも抱きしめ返してきた。



温かい温もりに包まれて、



幸せ満喫。










「ところで、マジでアイツになんも言ってねーの?あの、屋上でのこと…」



「言ってないよ!どうして知ってたんだろう……もしかして、あの日のこと見られてたのかな」



「わっかんね。だとしたら…最悪だな。俺が愛犬溺愛してんの、バレてるな」



憂鬱そうに、ため息をついているけど。



いや、



ショックを受けるところ、そこじゃない!