【完】あたしはニセカノ。

そんな涼くんに、駆け寄るあたし。



「あたし…言わない。今日のこと、桃ちゃんに、絶対に言わないから…」



涼くんの前で膝をつき、顔を覗きこむ。



すると、



顔を上げ、



ニヤリと笑う涼くんと目が合った。



あ……れ?












突然、背中に腕をまわされて、



バランスを崩すあたし。



涼くんの胸に倒れこみ、しっかりと抱きとめられる。