【完】あたしはニセカノ。

「今日アイツに会って、実感した。お前といる方が…自然なんだよな……」



「あたしと……いる方が……?」



「ん。自分から好きになった女と、グイグイ押してくる変な女?

それでも、お前といる方が幸せ……毎日、すげー楽しーよ」



あたしは…



今、夢を見てるの?



自分を見失うほど大好きだった、初めてのカノジョ。



そのカノジョより、



あたしといる方が…



数倍も楽しい?



変な女って言われたことが、帳消しになってしまいそうなほど、



あたしも幸せな気持ちでいっぱいになる。







「涼くん……あたし……」



「昨日はー…悪かったな。あんな態度とって……俺も、イラっとしたから」



それは、無理やりキスしようとしたことかな。