【完】あたしはニセカノ。

前に、桃ちゃんが言ってたっけ。


彼氏にギューってされると、安心するって。


その気持ち、


今…すごくわかる。


涼くんは、今日からホントに、


あたしの彼氏なの?


半信半疑だけど、


それでも…


この温もりを、信じたい。








「さっきアイツにコクられたときも、すぐにお前の顔が浮かんだ…。

こんなの知ったら、絶対悲しむよなーとか、見られたくねーな…とかな」


涼くんが、あたしの肩に顔を乗せて喋る。


それだけで、もうドキドキ感がハンパない。


あたしの心臓、


もーすぐ、壊れちゃうかも。