【完】あたしはニセカノ。

きゃーっ、きゃーっ、きゃーっ!!



涼くん、大胆っ!!



さっきもギューってされたけど、なんかこっちの方が余計にドキドキする。


「隙、ありすぎ。ホント、お前って無防備だよな。

マフラーつけたときも、されっぱなしだったろ。今だって…普通なら、避けれる」


「そっ、そんな!予測できないもん。どうするの?って考えてただけで…」


「その時間が、長すぎ。けど、そーいうの嫌いじゃない」



「りょ、涼くんっ!?」



引き剥がそうとするけど、ムダみたいで。



抱きしめる腕は、更に力が強まる。



だけど苦しいっていうんじゃなく、



すごく、暖かい…。