【完】あたしはニセカノ。

「そ。血眼になって探してもないってことは、お前の周辺にはないだろーと思って。

来た道戻ってみたら、道の端に落ちてた」



まさか…



偶然拾ったんじゃなくて、



わざわざ探してくれたの!?









「涼くん…そんなこと、言わなかった…」



「あんま、関わりたくなかったし」



うっ!!



涼くんってば、



感動する場面でも、やっぱり毒舌なのね。



それでも、



探しに行ってくれたことは、事実。



その気持ちだけで、



あたし、嬉しいよ…。