【完】あたしはニセカノ。

「べ、別々って…」



「俺、中庭って言ったよな。なんで屋上にいるわけ」



い、や。



そーなんですけど。



涼くん、まさか来るなんて思わないし。



元カノは、どうしたの?



より、戻すんだよね。



そのこと、あたし…知ってるんだから。









「クラスに行ったら…三田村くんが、涼くんは友達と約束があるって…」



「だから?」



平然と言われてしまい、もうなにも言えなくなってしまった。



「…………」



「約束…お前ともしてたよな。忘れてねーよ」



ドキッ。



真剣な眼差しに、泣きそうになってくる。



「うん……もしかしたら、涼くんは来ないのかな…って」