【完】あたしはニセカノ。

最初は、声をかけるのが怖かった。


だけどいつの間にか、


好きな気持ちの方が大きくなっていって。


こうなったら、


もう告白するしかないって思ったの。









玉砕するかもしれない。


だけど…


あの受験の日、


マフラーのキミ…


涼くんは、確かに優しかったんだ。