【完】あたしはニセカノ。

「うっせ」




「とか言いながら、全然イヤそうじゃない~」




チラッと門の外を覗くと、涼くんと女の子が…




向かい合わせに立っていた。




しかも、壁によっかかる涼くんの目の前に、女の子がいる。




薄茶のロングヘアがよく似合っている、色白でとても綺麗な子。



それにしても…



ちょっと、近寄り過ぎじゃない!?



ドキドキしながら、ふたりを見ていると。







「また、あたしたち付き合えるかな」



…ん。



また?



瞬間、全身にビリッと電気が走ったような感覚に襲われる。



そして、



ドーンと、一気に落ち込みモードに突入。



まさか…



あれは。