鎮守の森に鬼火が灯る

黒石商店はすぐに見つかった。




おじいちゃんの家から歩いて10分もかからないくらい。





近くにあるから便利だなぁ。




あ、これぞコンビニ?





いやいや、でもやっぱり、日曜休業は困るぞ!



平日もきっと、夕方で閉まっちゃうんだろうな………。






そんなことを考えつつ、あたしは黒石商店の前に立った。




お店の入り口はもちろん閉まっていて、カーテンも閉めてあるし、中は真っ暗だ。





すぐ横に、店と繋がっている家の玄関があったので、あたしは深呼吸してからチャイムを押した。







「はぁい。………あら、どちらさま?」







出てきたのは、優しそうなおばさんだった。