鎮守の森に鬼火が灯る

「今から頼みに行ってみよう」







おじいちゃんがさっそく立ち上がりそうになったので、あたしは慌てて止めた。







「いいよ、いいよ、おじいちゃん!


お酒飲んでゆっくりしてるのに、今から外に出るの面倒でしょ?


そんなに離れたとこじゃないんだよね?


あたし、自分で行ってくるから、場所だけ教えて」







「若い娘を一人で行かせるわけには……」







「まだそんなに暗くないし、大丈夫だって!

一人でちゃっと行っちゃうから、気にしないで!」







―――だって、いくらなんでも、おじいちゃんと一緒に生理用品買うのは、恥ずかしい!





おじいちゃんは少し納得できないような顔をしていたけど、簡単な地図を書いてくれた。