「朝、食べて行きます?」 また、先輩はコクッと頭をさげた。 「じゃあ、すぐ用意しますね」 キッチンに向かおうと立ち上がろうとした ら、先輩によってふせがれてしまった。 「もうちょっとだけ」 そうやって甘えたようになる先輩に呆れた 気持ち半分、とても可愛くも感じられる。 「温けぇ〜」 可愛い・・・・ こうやって抱きしめられる温かさはとても 心地いい。 たぶん、それはハル先輩にかぎる。