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ようやく明日は修学旅行かぁ、と楓は家に帰りながら、あらためてそう思う。
実行委員としての役目も終わり、ほっとしている半面なんだかさみしい気もしていた。
5月からずっと準備をしてきたので、生活の一部となっていたから、そんな気持ちになってしまうのだろうか。
玄関のドアを開けるや否や、両親の激しく言い争う声がきこえてきて、楓の顔は無表情になった。
「お前! またカードでくだらない物を買ったのか!?」
「いいじゃない、新しいバッグぐらい! どっかの誰かさんが若い子にしかプレゼントしないから、自分で買っただけよ」
ようやく明日は修学旅行かぁ、と楓は家に帰りながら、あらためてそう思う。
実行委員としての役目も終わり、ほっとしている半面なんだかさみしい気もしていた。
5月からずっと準備をしてきたので、生活の一部となっていたから、そんな気持ちになってしまうのだろうか。
玄関のドアを開けるや否や、両親の激しく言い争う声がきこえてきて、楓の顔は無表情になった。
「お前! またカードでくだらない物を買ったのか!?」
「いいじゃない、新しいバッグぐらい! どっかの誰かさんが若い子にしかプレゼントしないから、自分で買っただけよ」

