「これは、私のネイルチップなんだ~」
「わ~、かわいいね」と美月が手を叩いてほめる。
「ふふっ、ネットで買ったパーツをゴテゴテにつけてみたんだぁ」
ひとみは、一葉と自分のネイルチップを見比べた。
あんな風にパイナップルのそばに、ストーンを数粒つけてくれれば、少しはかわいく見えたかもしれない。
一葉だけ、たくさんストーンやパーツを使って、ずるいな、とひとみは心の片隅で思った。
ネイルチップを見せびらかす一葉に、悪びれた様子はない。
みんな、喜んでいると心の底から信じているのだろう。
ひとみは、自室へ戻るなり、ネイルチップを引き出しの奥に入れた。その時、自分の本音も一緒に入れて、カギをかけておいた。
「わ~、かわいいね」と美月が手を叩いてほめる。
「ふふっ、ネットで買ったパーツをゴテゴテにつけてみたんだぁ」
ひとみは、一葉と自分のネイルチップを見比べた。
あんな風にパイナップルのそばに、ストーンを数粒つけてくれれば、少しはかわいく見えたかもしれない。
一葉だけ、たくさんストーンやパーツを使って、ずるいな、とひとみは心の片隅で思った。
ネイルチップを見せびらかす一葉に、悪びれた様子はない。
みんな、喜んでいると心の底から信じているのだろう。
ひとみは、自室へ戻るなり、ネイルチップを引き出しの奥に入れた。その時、自分の本音も一緒に入れて、カギをかけておいた。

