ニンゲン釣りゲーム

その翌日、早速買ってきたマンガの道具を一葉が見せびらかしてきた。

原稿用紙に、付けペンとたくさんのペン先、ありとあらゆる模様のトーン、色を塗るためのコピック全色セットなどだった。

「わあ、色々な種類があるんだね」

美月は、物珍しそうに見ていたが、ひとみは内心、買いすぎじゃないだろうか、と思っていた。まだ、話も考えていないのに、トーンやコピックを揃えるなんて、と。

放課後。
教室に残ったひとみたちは、机をひっつけて、どういうマンガにしようかという話しあいを行った。