ニンゲン釣りゲーム

店主は食べかけの生肉串と、拳ほどの大きさをした砂糖岩を鋭い歯で噛み砕きながら、笑ってみせる。

ふーん、と母親はめんどうくさそうな顔をしていた。

「あーあ、あなたが、なんでも遊んでいいぞってお金をあげたりするからよ」

母親は、頬まで裂けた口をとがらせながら文句を言う。

「いいじゃないか。小さいうちにペットを飼っておくのは命に教育にぴったりだぞ」

父親は自慢げに銀色の毛が生えた胸をはった。