母親は、透明な袋に入れられた景品の生き物を、うさんくさそうに見る。
「うわ~、よく見ると目がふたつあるじゃない。指も5本もあるし、気持ち悪~い! 奇形みたい……。ところでこれなに食べるのよ?」
母親の質問に、へいへい、と店主が手をこすりあわせる。
「へい、奥さん、これはニンゲンという生き物でして、こいつらは雑食性なので、あっしたちが食べた食事の残りでも与えていれば充分ですよ。生肉串の残りや、砂糖岩の残りなんかをあっしはやってます」
「うわ~、よく見ると目がふたつあるじゃない。指も5本もあるし、気持ち悪~い! 奇形みたい……。ところでこれなに食べるのよ?」
母親の質問に、へいへい、と店主が手をこすりあわせる。
「へい、奥さん、これはニンゲンという生き物でして、こいつらは雑食性なので、あっしたちが食べた食事の残りでも与えていれば充分ですよ。生肉串の残りや、砂糖岩の残りなんかをあっしはやってます」

