「ああ、おれ小さいころから親の転勤で引っ越しばかりしていて、友達がなかなかできなくてさ……本当はおとなしくて地味な性格だったんだ。でも、友達がいっぱい欲しくて、人気者になりたくて……明るてバカな自分を必死に演じてた。
だから……楓が人からの頼みごとを、なんでも引き受ける気持ちがわかったんだ。楓も、自分の居場所が欲しいんだろうなって……。
そう思うと、楓のことほっとけなくて……本当は、ありのままのおれを見てほしかったんだけど、なかなか言えなくて……いっつもバカなことばっかりしか言えなかった。今更だけどさ、おれずっと楓のこと好きだったんだ……でも怖くて言いだせなくて、友達のままがいいって、思ってた……」
ゴホッと大和が大量の血を吐く。
「大和、もうしゃべらなくていいから……」
楓は嗚咽をもらしながら、止めた。
だから……楓が人からの頼みごとを、なんでも引き受ける気持ちがわかったんだ。楓も、自分の居場所が欲しいんだろうなって……。
そう思うと、楓のことほっとけなくて……本当は、ありのままのおれを見てほしかったんだけど、なかなか言えなくて……いっつもバカなことばっかりしか言えなかった。今更だけどさ、おれずっと楓のこと好きだったんだ……でも怖くて言いだせなくて、友達のままがいいって、思ってた……」
ゴホッと大和が大量の血を吐く。
「大和、もうしゃべらなくていいから……」
楓は嗚咽をもらしながら、止めた。

