ニンゲン釣りゲーム

頭上にヤリをかかげ攻撃しようとしてきた敏郎の隙をつき、胸元にヤリを突き刺す。

「うぐはっ!」

敏郎はカエルが潰れたような声をあげ、そのまま前のめりに倒れた。

ふたりが動かなくなったことを確認した大和は、バタリと倒れてしまった。

「や、大和!」

楓ははいつくばるようにして、大和の元へ行く。

「楓……そばにいるのか? なんかさっきから寒くて、目の前が暗くて……よく見えないんだ」