そう――康晴が生きていてくれたら、なにもかえりみずに真っ先に助けてくれたことだろう。 しかし康晴は死んでしまった。 和也自身の言葉が引き金になり――。 ち……ちくしょう……こんなバカな……。 和也は震える手を伸ばしたが、すぐに目の前が真っ暗になった――。