ニンゲン釣りゲーム

未成年で働き口のない母は、手っ取り早く稼ぐために、自分の身体を売り、その日暮らしをしていた。

それから1年後、妊娠に気付いたが、相手が誰かもわからない上に、おろせる時期を過ぎていたため、仕方なく産んだのが、ぼくだった。

産まれてからずっとアパートの一室から出されることはなかった。ぼくの世界は、あの狭い部屋だったんだ。