足元に落ちていたヤリを拾いあげ、まるで門番のようにおぞましい行為をしようとしている高斗の前に立つ。
「やめて、やめてったら!」
暴れる桃香などおかまいなしで、高斗は胸に顔をうずめていた。
「いや――楓ちゃん、助けて! 助けてよ!」
桃香が泣き叫びながら、楓に助けを求めてくる。
大和の後ろで、それを見ていた楓は、無表情だった。かわいそう、助けなくちゃ、という気持ちが一切わきあがってこなかった。
「やめて、やめてったら!」
暴れる桃香などおかまいなしで、高斗は胸に顔をうずめていた。
「いや――楓ちゃん、助けて! 助けてよ!」
桃香が泣き叫びながら、楓に助けを求めてくる。
大和の後ろで、それを見ていた楓は、無表情だった。かわいそう、助けなくちゃ、という気持ちが一切わきあがってこなかった。

