ニンゲン釣りゲーム

友人を一緒に殺したためか、ひとみと彩乃は急速に仲良くなり、体育でひと汗かいたかのように、笑顔で肩を叩きあっている。

しかし、ふたりとも赤いペンキでもぶちまけたように返り血で頭からつま先まで染まっており、その姿は異様だった。

和也はそれを傍観しながら、立ったまま神経を張り巡らせていた。
次に鐘が鳴った時、糸を発見したら、すぐに動けるようにするためだ。

もはや、ここにルールや道徳など存在しない。