「そうよっ。こんなわけわかんない場所に閉じ込められて、怖くて辛くて、たまらなかったけど、彩乃が笑わせてくれたから、希望が持てていたんだよ。
それなのに……」
右手首を持った真紀が、骨が折れそうなほど握りしめてきた。
彩乃はそれを見て、なにも思わなかった。
雅を殺したことで、新しい自分に生まれ変わったからだろうか。
あれだけ、バカにされて笑い者にされていたのに、プレゼントがネックレスひとつかよ、と冷静にさげすんでいた。
それなのに……」
右手首を持った真紀が、骨が折れそうなほど握りしめてきた。
彩乃はそれを見て、なにも思わなかった。
雅を殺したことで、新しい自分に生まれ変わったからだろうか。
あれだけ、バカにされて笑い者にされていたのに、プレゼントがネックレスひとつかよ、と冷静にさげすんでいた。

