ニンゲン釣りゲーム

各グループごとに分かれ、微妙な距離を保ちつつ、座っている。

楓と大和は、長袖のシャツを破いた物を、優の太ももと、智明の目におしあて、血を止めようとしていた。

しかし、出血量が多く、すぐにガーゼ代わりの破いたシャツが、血を吸ってしまい、使い物にならなくなった。

「寒い……寒い……」

この暑さだというのに、優の唇は青く、小刻みに震えていた。出血量が多いせいだろうか。