「――行くよ」 思った通りにならず、真っ赤な顔をした桃香が、突っ立っていた奈緒の手を引き、無理やり連れて行った。 こうして、派閥は消え、小さなグループがいくつかできた。 雅、友里、由美、真紀、彩乃。 一葉、夏樹、美月、ひとみ。 ちさと、あかり。 桃香、奈緒。 高斗、冬馬、敏郎。 そして和也がひとりでいた。