「たまたま、楓や長谷川がいた女子トイレの前を通りすぎようとしたときに、会話がもれぎこえてきたから、立ち聞きしてたんだよ。
楓は気付いていなかったけど、お人よしの楓に、めんどくさい実行委員の仕事だけ押し付けて、自分のいいようにしてもらおうって魂胆が、はたから聞いてたら、バレバレだったな。そうだろ、長谷川?
実行委員だけじゃない。いつも――いつだって楓はクラスのために誰よりもがんばってきたんだ! だから、楓のことをスパイ呼ばわりする奴は、おれが絶対に許さない!」
大和がそう言いきると、楓の目から涙が一筋こぼれおちた。
楓は気付いていなかったけど、お人よしの楓に、めんどくさい実行委員の仕事だけ押し付けて、自分のいいようにしてもらおうって魂胆が、はたから聞いてたら、バレバレだったな。そうだろ、長谷川?
実行委員だけじゃない。いつも――いつだって楓はクラスのために誰よりもがんばってきたんだ! だから、楓のことをスパイ呼ばわりする奴は、おれが絶対に許さない!」
大和がそう言いきると、楓の目から涙が一筋こぼれおちた。

