ニンゲン釣りゲーム

ちさとは代表者になるつもりは最初からなかった。
なぜなら、朱莉をひとりにしなければいけないからだ。朱莉を残していくことなんて、絶対にできない。

「私は、朱莉をひとりぼっちにはしないからね……」

ちさとは、熱を持った朱莉の耳に、そっとささやいた。