「あれが、お互いの派閥の陣地の目安ってことにしよう。あそこから向こうは相手の派閥の陣地だ」
さっきまで、生きていた友人を平然と、”あれ”呼ばわりする高斗を見て、あちらの派閥に行かなくて良かった、と楓は心底思った。
「そして、派閥によって新しくルールを作るから、相手側の派閥のルールに口出ししないこと」
高斗が念押しするように言う。
「相手の派閥のことには一切干渉しないということだな。わかった、ただし、おれからも提案がある。糸がおりていない時に限り、派閥の移動は可能ということにしないか? 考えが変わる場合もあるだろうから……」
康晴が、手をあげて自分の意見を述べた。
さっきまで、生きていた友人を平然と、”あれ”呼ばわりする高斗を見て、あちらの派閥に行かなくて良かった、と楓は心底思った。
「そして、派閥によって新しくルールを作るから、相手側の派閥のルールに口出ししないこと」
高斗が念押しするように言う。
「相手の派閥のことには一切干渉しないということだな。わかった、ただし、おれからも提案がある。糸がおりていない時に限り、派閥の移動は可能ということにしないか? 考えが変わる場合もあるだろうから……」
康晴が、手をあげて自分の意見を述べた。

