A組はみんな仲が良く最高のクラスだと思っていた楓は、まっぷたつになってしまったクラスを見て、胸が痛かった。
「よし――せっかく考えが違うふたつの派閥に分かれたんだ。いくつかルールを決めないか?」
高斗が人差し指をピンとたてて、提案する。
「ルールって……どういうものだ?」
訝しげな顔をしながら、康晴がきく。
「ああ……相手の派閥の陣地には、絶対入らないとかだ。糸がおりてきて、こっちに来られたりしたら、困るからな」
高斗は、そう言いながら、指先を実の遺体へ落とす。
「よし――せっかく考えが違うふたつの派閥に分かれたんだ。いくつかルールを決めないか?」
高斗が人差し指をピンとたてて、提案する。
「ルールって……どういうものだ?」
訝しげな顔をしながら、康晴がきく。
「ああ……相手の派閥の陣地には、絶対入らないとかだ。糸がおりてきて、こっちに来られたりしたら、困るからな」
高斗は、そう言いながら、指先を実の遺体へ落とす。

