「古川たちは、どっちの派閥なんだよ?」
高斗が、じっと見ながらきく。
「湯本くんはケガをしていて、今は正常な判断ができないだろうから、ぼくもどちらの派閥か選ばないつもりだよ」
歩はうめく昴の汗をふいてやりながら、さらりと言う。
高斗は、「あっそ」と小さく肩をすくめて、それ以上はなにも言わなかった。
しかし、と楓は思う。
ふたつの派閥に分かれたとはいえ、これからどうするというのだろうか。
高斗が、じっと見ながらきく。
「湯本くんはケガをしていて、今は正常な判断ができないだろうから、ぼくもどちらの派閥か選ばないつもりだよ」
歩はうめく昴の汗をふいてやりながら、さらりと言う。
高斗は、「あっそ」と小さく肩をすくめて、それ以上はなにも言わなかった。
しかし、と楓は思う。
ふたつの派閥に分かれたとはいえ、これからどうするというのだろうか。

