ニンゲン釣りゲーム

「話せばわかるだと? そのすきにあいつひとりで逃げ出してたに決まってる。代表者を決めるということを無視して勝手な行動をしたあいつの責任だろうが! 自業自得だ」

高斗と康晴がにらみあう。ふたりとも一歩も引かない様子だ。

「確かに、いくらなんでもやりすぎだよね……」
「うん、殺すなんて……」

一葉たちのグループがひそひそと話している。
それを耳にした高斗が、そちらをにらみつけた。ひっ、と一葉たちが肩をすくめる。