ニンゲン釣りゲーム

「くじなんて、まわりくどいことする必要ねーよ」

自信たっぷりに、そんなことを言いだす。

「千賀、なにかいい方法を思いついたのか?」

康晴が汗をぬぐいながら、笑顔できく。

「はっ、だからよ、くじとかしねーでも代表者はとっくに決まってるだろ? このおれに――」

友太の衝撃的な発言に、場の空気が凍りつく。
てっきりいいアイディアを思いついたとばかり思っていた康晴は、眉間にしわを寄せていた。