「押すなよ!」
「もっと上につかまれよ!」
激しい言い争いをしながら、巧と宗一が糸に両手でつかまると、糸が上へあがりだした。
さらに、有川を押しつぶした岩石に、元貴、浩也がよじのぼり、糸に飛び乗るようにして、つかまる。
昴は、隙間にかろうじてつかまり、ぶらさがっていた。
もう1本の糸には、桜子、春奈、沙綾、智代のグループが、きゃあきゃあと大騒ぎしながら、しがみついていた。
ふわりと、糸が上へあがる。
楓たちは、その騒ぎに呆気に取られ、突っ立ったままそれを見ていることしかできない。
「もっと上につかまれよ!」
激しい言い争いをしながら、巧と宗一が糸に両手でつかまると、糸が上へあがりだした。
さらに、有川を押しつぶした岩石に、元貴、浩也がよじのぼり、糸に飛び乗るようにして、つかまる。
昴は、隙間にかろうじてつかまり、ぶらさがっていた。
もう1本の糸には、桜子、春奈、沙綾、智代のグループが、きゃあきゃあと大騒ぎしながら、しがみついていた。
ふわりと、糸が上へあがる。
楓たちは、その騒ぎに呆気に取られ、突っ立ったままそれを見ていることしかできない。

