ニンゲン釣りゲーム

みんな、悲鳴をあげて耳を押さえ、うずくまる。

「イヤッ、今度はなんなの!?」

パニックになる奈緒を、「おれがついているから!」と翔太が抱きしめていた。

「楓ちゃん、怖いよ」と泣き叫ぶ桃香の手を、楓は握りしめる。桃香の手の温かさ、なんとか平静を保たせてくれた。

大和は耳をしっかりと両手でふさぎながら、強烈な光に目を細めながら上を見あげている。

やがて、すぐに不気味な鐘の音は鳴りやんだ。

「い、今のはなんだったんだ……」

耳から手を話し、みんな口々に言う。