ニンゲン釣りゲーム

「おいおい、こんなこと話したら、ますますパニックになるんじゃないか?」

「だけど、ぼくたち3人の都合で隠しておけることではないと思う。いいかい、米岡くん、ぼくたちは想像の範ちゅうを超えた、とんでもないことに巻き込まれてしまったんだ。知りうる限りの情報はみんなで共有すべきだと思わないかい?」

歩の言葉には、説得力があった。
おそらく歩が、取り乱したりせず、ずっと冷静だからだろう。

「わかった……戻ろう」と大和も納得した。