ニンゲン釣りゲーム

春奈の胸はクラス、いや学年でもかなり大きくて目立つほどで、こんな状況だというのに友太はついつい釘付けになってしまった。

「お願い、友太くん、なんとかしてよ」

桜子たちが声を揃えて、頼んでくる。

「――よし、おれに任せろよ」

女子の前では、いつもいい格好をしたがるので、必ずそう言うと高斗は予想していた。

「お前ら、全員で大声を出して助けを呼ぶぞ!」

そして、こうなることも高斗にはわかっていた。

高斗たちは、ふらつきながら円をかくように立たされる。