「あのね、桃香ね、修学旅行で歩くんと同じ班になるのが、夢だったの。
だから、実行委員に立候補して、同じ班にしようと思ったんだけど……でも、そうしたら、桃香が歩くんのこと好きって、ばれちゃうかもしれないよね。
そう思ったら、実行委員に立候補できなくて……でも、歩くんと同じ班になりたくて……」
桃香は、鼻を小さく鼻をすすりながら、そう話してくれた。
奈緒が震えるきゃしゃな背中を撫でている。
「私が立候補できたら、いいんだけど、翔太の自主トレとか練習試合の応援があるから、無理なんだよね……」
奈緒が心底、申し訳なさそうに言う。
「気にしないで」と言いながらも、桃香はうなだれていた。
だから、実行委員に立候補して、同じ班にしようと思ったんだけど……でも、そうしたら、桃香が歩くんのこと好きって、ばれちゃうかもしれないよね。
そう思ったら、実行委員に立候補できなくて……でも、歩くんと同じ班になりたくて……」
桃香は、鼻を小さく鼻をすすりながら、そう話してくれた。
奈緒が震えるきゃしゃな背中を撫でている。
「私が立候補できたら、いいんだけど、翔太の自主トレとか練習試合の応援があるから、無理なんだよね……」
奈緒が心底、申し訳なさそうに言う。
「気にしないで」と言いながらも、桃香はうなだれていた。

