ニンゲン釣りゲーム

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バスで駅へ向かっていたはずなのに、わけのわからない場所に閉じ込められて、さらに有川が死んでしまった……。

次々と襲いかかってくることを現実と認めたくなくて、ひとみはぼんやりと一点を見つめていた。

夢なら早く覚めてほしい……と頭の片隅で思う。

「見た見た? 有川先生、岩の下でぐっちゃぐちゃに潰れて死んじゃったんだろうねぇ」

有川の最期を一葉が、無神経な口調でほじくり返す。

「それにこの場所、私今すっごい経験してるんだよね。そうだ! このこと小説に書いてみようかな。きっとベストセラーになるよ。色々な人に読んでほしいから、ケータイ小説にしてみようかな」