ニンゲン釣りゲーム

「ちょっと待った」と大和が声をかけてきた。

「バカエデだけついて行かせるのは、なんか心配だから、おれもついて行ってやるよ」

大和の言い方に、楓はムッとする。

「なによ、大和なんか別について来なくていいから」

「遠慮すんなって」

「してないわよ!」

いつものようなやり取りを繰り広げていると、歩が苦笑していた。