ニンゲン釣りゲーム

「えー、だっていっつも仲良いじゃん。楓ちゃんこそ、修学旅行中に大和くんから告られたらどうするの?」

桃香が小動物のように目をぱちくりさせながら、きいてくる。

「え、それは……」

ちらりと斜め後ろに座っている大和を見る。

まあ、確かに黙っていれば、そこそこかっこいいかもしれない。
なにより、気軽に話せる男子なんて大和ぐらいだし……と楓は真剣に考える。