パズル~その本を読んではいけない~




「は、るき・・・・?」


名前を呼んでも、春樹は聞く耳を持つ様子はない。


むしろ、自分の首へ手を伸ばしているようにも思えた。


(1日に2度も首締められるのはごめんだって・・・・!)


桃菜は春樹の腕を掴み、声をかけるが、目は相変わらず焦点が合わないまま。


「春樹・・・・・!春樹!」


「桃菜・・・・・助けてくれよ。
俺達友達だろ・・・?クラスメイトだろ・・・?

だったらさ・・・・




悩み、聞いてくれるよな? 」


悩みを聞くのに首絞めようとする必要はないでしょ!と思いながらも、桃菜は「聞く。聞くから、手離して?」と春樹に言った。