「なぁ桃菜・・・・・俺、どうすれば・・・」 「ちょ、どうしたの・・・・?いきなり・・・」 春樹は歳上の人と話すときは常に“僕”を使い、敬語を使う。 同級生と話すときでさえ、“僕”で、かろうじてタメ語を使うほど。 そして、春樹が自分のことを“俺”と言う時にはある一つの共通点があった。 「俺・・・・・もうどうしたらいいかわかんねぇよ・・・・・」 ──春樹の心が、弱って、どうしようもないとき。