パズル~その本を読んではいけない~




そう考えているあいだにも、モヤは大きくなり続けていく。


やがてそれは春樹の心の中を支配し、黒く染めていった。













桃菜は隣を歩く春樹の様子がおかしいことに気がついていた。


マイペースな性格だと言われる自分でも、この暗闇の中、恐怖を感じないなんてことはない。


頭が良くない桃菜には、このゲームのルールなどは、まったくわからず、全て春樹に任せてしまっている。