だからこそ、"呪い"というのかもしれない。
「あのさ、これって本当にあるの?」
あたしは麻耶に聞いてみた。
「あるんじゃないのかなぁ?だって、つい最近もアメリカの女の子がある本が原因で感染症にかかった、って今見た本に書いてあったし……………」
まぁ、知ってて損はないか。
麻耶は物知りだけど、少し子どもっぽいところがあるから、知ってることにムラがあるんだよね。
勉強よりも、こういうマニアックな話が好きで、よくあたしに話してくる。
そのおかげといっちゃなんなのか………あたしは割りと知っていることが多い。
さすがに今回の呪いのことまでは知らなかったけどね。
「閖……………もしも呪いにかかったらどうする?」
麻耶は唐突に聞いてきた。
「え、どうするって、そんなことあるわけないじゃん。ただの噂でしょ?」



